また、1度の撮影で異なったホワイトバランスの写真を複数枚撮影できる機能もあります。
これは、別の色あいの何枚かの画像から、1番、目的に合った画像をすばやく選べるので『なんとなく違うんだよなぁ』、なんて時に有効です。ここら辺と設定しておいて、後で、その中から選ぶということも出来ます。
 
  <EOS40D/SIGMA18-50mm 1::2.8EX DC>

プログラムAE/シャッター速度:1/30/絞り数値:2.8
評価測光/ISO感度640/焦点距離26mm
ホワイトバランス:
オート
  <EOS40D/SIGMA18-50mm 1::2.8EX DC>

プログラムAE/シャッター速度:1/25/絞り数値:2.8
評価測光/ISO感度400/焦点距離23mm
ホワイトバランス:
マニュア
グレーカード18%標準反射板使用
 

  <EOS40D/SIGMA18-50mm 1::2.8EX DC>

プログラムAE/シャッター速度:1/30/絞り数値:2.8
評価測光/ISO感度640/焦点距離26mm
ホワイトバランス:
太陽光

  <EOS40D/SIGMA18-50mm 1::2.8EX DC>

プログラムAE/シャッター速度:1/30/絞り数値:2.8
評価測光/ISO感度640/焦点距離26mm
ホワイトバランス:
くもり

 
   
   <EOS40D/SIGMA18-50mm 1::2.8EX DC>

プログラムAE/シャッター速度:1/30/絞り数値:2.8
評価測光/ISO感度640/焦点距離26mm
ホワイトバランス:
白熱電球
  <EOS40D/SIGMA18-50mm 1::2.8EX DC>

プログラムAE/シャッター速度:1/30/絞り数値:2.8
評価測光/ISO感度640/焦点距離26mm
ホワイトバランス:
白色蛍光灯
ホワイトバランスの設定

人間が実際の景色を見るとき、光源の色目によって色彩は変化します。

人体が光を感じるメカニズムと自然界が発する光の性質によって、そのひかりの見え方、感じ方が変わってくるのだと思います。空が青いのは、青い光は波長が長く、散乱が強いため、大気に多く青い光があるから。そして朝夕に空が赤くなるのは、太陽光が大気層を通過する角度が浅いため、波長の長い赤い光が長く大気に残り強調され、その結果人間の目には、朝焼け、夕焼けとなって見えるのだとか?(補足:ちなみに紫の光は赤よりも波長が長いが、人間の目は、紫を感じにくいので、本来強調されるはずの紫は、見えにくい)

また、蛍光灯や、白熱灯、曇りや日陰など、場所や時間によって、光の見え方、感じ方は変化します。
同じ場所で同じ時間でも季節や天候によって、まったく別の光が感じられるのです。

そうした色目を調節するのが、ホワイトバランスという機能(白を白く見せる)で、通常撮影では、オート、でまず大丈夫。というより、人間の目よりも、機械の方が、感情や体調の変化がない分、正確にその場の色目を感じてくれる。それでも機械は臨機応変ではないので、たまにとんでもない間違いをすることがあります。そんなときは、人間が、適切な選択をすれば、よりリアルな写真が取れるということになります。
逆に、カメラのホワイトバランス設定を利用すれば、意図的にいろんなシチュエーションがつくり出せる事になります。夏なのに冬、晴れなのに曇り、朝なのに夕方、というように、自分好みの色合いで写真が写しだせるのです。

ホワイトバランスの設定には、AWB、太陽光、白熱電球、蛍光灯など、予めカメラ本体に組み込まれたものを設定する方法と、自分で設定する方法があります。自分で設定する方法には、グレーカードなどを使って、設定する方法と撮影した写真を基に色目を調節する方法があります。大抵の場合は、
18%標準反射板を基準にマニュアル設定することで、良いホワイトバランスが出せるはずです。
どうしてもうまくいかない場合はWB補正して、アンバー、マゼンタ、ブルー、グリーンなど、色ごとに調整することが出来ます。


この機能をWB−BKT(ホワイトバランスブラケティング)といいます。
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